軽やかに、飛んでゆくのだろ!
なんて云うのが容易いのなら
直ぐにでも感情をウィルスにしてしまうよ。
嗚呼、レンズを付けるのが面倒で仕様が無いが、
過ぎる前に勉強を止めないつもりだから、
否、そんな理由では無くて、
空白を埋める何かを甘く染める術を、
教えてくれるのが今日だと誰かが云っていたから、渋々と。
電車に揺られながら左手の自由を奪われそうな勢いで、
若しくは、購読していた雑誌が廃刊に成れば好いという願望を、
共通の話題にしてしまう笑顔が要るものか。
厭きたよ、厭きた!
今迄どれほどこの言葉を聞いただろうか。
知っているよ、休日がどれだけ有ったと思うのだい。
本当に、下らない事柄なんて滅多に無いと信じられない私は、
有限の夢を混ぜては捨てたいと思うよ。
ある意味、模範的な回答をしてしまったか、という表情で。
朝から、暗い曲で思考を廻す、そんな果敢ない風味で、
虚ろに愚弄するんだって、うんざりだ。
ただ私は勝手に歩いて、そして負けない様に浮上したいんだろうか。
都会から去るのは簡単だが隠れる処が無い。
変化に疲れた全てを、捨てていいのだろうねきっと。
気儘に生きていればなんて叫ぶから、
来る途中で狂う振り、何て気楽な娯楽。
逆境を手に取って、それすらも撮って仕舞えば
流れる音楽の重々しさから去っても好い、という願望。
演じているのは金銭感覚を戻す為。
何も見えない儘、虚構の点滅だけが真実を記録している。
それが無くなってしまうのならきっと絶望で病に侵されるのだろう。
日々がそういう鍵穴を隠し通すのなら、
手段を選ばずに影を落とすよ。
ヒズマナイママデ コノヨハ オチツクノダロウ。
何時になったら此処から逃げていいのだろう、それすらも決められず、
嗚呼、終わらない曲、ループする声、楽しい偏頭痛、スロウダウン。
屈折した世界を終わらせろ。
それが望みなら冷たい地面に落ちる頃、
何を思うか考えておいてくれ。
そして、悲しみを飛ばす様に、
鮮やかに、飛んでゆけば好いのだろ!
綺麗な沈黙が拡がる
あたしは君に許可を求めている訳ではない
歪んだ空想が、君を賢者にあたしを愚者に
ある一定量の曖昧さが探しているのは天才肌の誰かだから
もう君はともかく、あたしは関係ないのに
ねえどうして暗い闇の中、一緒に思案しなくてはならないの
随分昔の崩壊が今更、君とあたしを繋ぐなんてそんなフィクションが
本の中に書いてあって吃驚したのは其処の本屋での戯言
それだから君はあたしからの手紙すらも燃やしてしまうのか
見事に鮮やか、直視が困難であたしは何も出来ない
頭脳派を気取る否定形のコトバが
あたしの好きな全ての思想を壊した
止めてくれないのは知っているけど
この本を読んだら許すとか
そんな事は知らないから、さっき立て替えた本の代金を払ってよ
あたしはマシンではないけれど、
攫われたくはないとは云っていない
きっと君とあたしがそうである様に
皆平たい関係か、如何かは解からないが・・・
頭を痛めれば単純なプライドは融けてゆくだろう
そういう全てが終わりそうな日の
ごちゃ混ぜな暴走も終われば良い
雨中の世界に紛れ込んだ日の
君の淀んだ戸惑いも、青空をいつまでも呼ばなければ良い
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